成田からバンクーバーへ
-アメリカ・カナダ一人旅 9

成田からバンクーバーへの安い航空券の選び方は、以下の記事を参考にして下さい。
成田、羽田からアメリカ、カナダへ安い航空券の比較 LCC ZIPAIR vs 大手航空会社 ユナイテッド航空

目次

成田空港でのハプニング

コロナの影響で閑散とした成田空港

2022年7月15 カナダバンクーバーに向け、日暮里から京成スカイライナーで成田空港に向かう。

成田からZIPAIRでロスアンゼルスまで行き、それからエア・カナダでバンクーバーに行く予定だ。

成田空港に着いて感じたのは全体的に閑散としていて、コロナ前の賑やかさは全く無い。店も閉まっている所が多い。

日本に帰国する際の72時間以内のPCR検査の陰性証明が必要な事と、中国など旅行客の受入を制限している国も多く、出張も限られる中で、海外旅行客数が少ないのは当然だろう。

空港内でESTAを再申請 最短での承認を祈る

ZIPAIRは搭乗手続きの時間に厳格という事だったので、早めに搭乗手続きのカウンターに向かったが、手続き中に、自分のとんでもないミスが判明した。

カウンターの係員が何度も調べたが、パスポートNoにはESTA承認が紐づけられていない事がわかった。申請した時のメールを調べると、申請の時のパスポートNo の入力が間違っていて搭乗できない。

カウンターの係員が、『今改めて申請して、運が良い場合は搭乗手続きの時間までにESTA登録が間に合うかもしれない。』との事で、列を離れ別の場所でオンラインでESTAの申請をする。

ESTA申請サイトより引用

ESTA申請後1時間以内で承認されるのは、本当に早い場合のみと聞いていたので、『自分の完全なミスで、今回の旅行は縁がないかも。以前から計画したのに大変残念。』と思い、ほぼ諦めていた。

少しの可能性にかけ、しばらくしてから再び列に並ぶ。並んでいる間は承認のメールが来る事だけを祈る。

搭乗期限が残りわずかな中で、何とESTA承認のメールが来た。もう時間が無いので急いで列を離れ、近くにいた係員に事情を話した所その後親切にも、すぐに対応してもらった。

カウンターの係員に助けてもらった事は深く感謝した。最初からいきなりの自分のミスを情けなく思ったが、運の良さにも感謝した。

ZIPAIRに搭乗

そして何とか機内に乗り込む。

意外にも機内は空いているという程ではなく、7〜8割程度の搭乗率。全体の航空便が減っている中で、相対的に安いからだろうか、と考えていた。

ZIPAIRは初めてだったが、ネットの評判を見ていると機内の快適性は悪くなさそうで、実際に乗り心地など悪い印象はなく、自分の席の隣が空いていたのでゆっくりできた。

JALサイトより引用

映画などの機内アメニティはないが、ネットが繋がるのでWebやメールは見れるし、ガイドブックなどを読んで時間を過ごした。

機内食は機内持ち込み手荷物などと一緒にパッケージで申し込んだので、時間になれば提供される。

機内食は少し質素な感は否めないが、そんなに期待していないので十分だった。

ロスアンゼルスからバンクーバーへ

約8時間のフライトで、ようやくロサンゼルスに到着。

ここからカナダのバンクーバーに行くが、一度アメリカへの入国手続きが必要。
入国手続きはコロナの影響で多少長いと思っていたが、コロナ前とあまり変わらない印象だった。

そこからエアカナダの搭乗手続きをして、カナダへの出国手続きに向かう。

出国手続きを終えた後は時間がありコーヒーと食事がしたいので、適当に食べる所を探すがドル円が150円という最もドルが高い時と重なったが、サンドイッチとコーヒーのセットが何と2,200円。

空港だから高いだろう、と少し自分を納得させるが日本の倍以上で、この先思いやられる気分になる。

ロサンゼルス空港 大きめのサンドとコーヒーで約15ドル

待ち時間が3時間近くで空腹になり軽い軽食を探し辿り着いたのがハンバーガーで、サイズはマックのビッグマック程度あるが1つ約1,000円。飲み物なしで水だけで済ます。

空港内では、至る所でウオータークーラーの水が調達できるのでその点は助かる。

時間になり、エア・カナダのバンクーバーに向かう飛行機に登場する。

エア・カナダのサイトより引用

国際線だがカナダとアメリカ間では、使われている飛行機も価格も国内線と変わらない。

しかし機内ではドリンクサービスがあり、座席前にはモニターが付いていて、映画も見られるのは、やはり大手ならでは。

約3時間のフライトでバンクーバー国際空港に到着する。

次の バンクーバー エアビー民泊とティムホートンズ に続く

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この記事を書いた人

還暦過ぎの爺で妻、息子、猫と一緒に東京に住む。

旅行、街歩き、食べる事(グルメとはいえない)、カフェでまったり過ごす事が好き。お金と時間がなく旅行に行けない時もガイドブックで旅の気分を味わい、総合旅行取扱管理者の資格も取得。

今まで国内45都道府県と海外28の国•地域を旅行。
東南アジアとアメリカへが多く、バンコク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨークはそれぞれ6-10回程度訪問。

海外旅行のスタイルは一人旅が多い。
手頃な個室がある宿に泊まり、電車・バスなどを使って観光、街歩き、適度な食事を楽しむ。

61歳でリタイアして時間はある中で、限られたお金に加え円安は痛手だが旅への気力と体力があるうちに、無理してでも多くの旅を経験したい。

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