航空券手配と旅行プラン作成は同時並行
旅行に行くための早くからの準備は、航空券の手配、宿の予約、パスポートなど必要書類取得だが、一番早くからチェックしておきたいのは航空券だ。
航空券価格は旅に行きたいと思った時に、旅先の候補地へのフライトは半年以上前から調べておきたい。
旅に行きたいと思った時点で行きたい時期の価格の相場を把握して、旅の内容を徐々に具体化する。
目的地で航空券価格は当然変わるが、日付それも1日だけでも差が出ることがある。したがって可能性がある到着地への航空券の料金は事前に下調べをしておく。
航空券価格は、旅行費用の中でウエイトが高いので、価格によって時期をずらしたり、場合によっては目的地を変更したりする事もある。
航空券価格は早く予約すると一般的には安い。(価格の変動要因は複雑で必ずしも早ければ安いとは言えないが。)
しかし長い休みの予定は不確定な場合もある。
安い航空券はキャンセルしても返金されないので、早期の予約はリスクが伴うが、『この時までに休みを確定させる。』と決めた上で数社のフライトを見て相場の上がり具合を見ながら判断する。
現地でも飛行機を使って数カ所を回る旅行の場合は、航空券の手配と全体のプランは同時並行で進めることになる。
往復の航空券を予約
行きたい所はある程度決めて、どのルートであれば安く回れるか、それは時間的に効率的かなどを考えながら、往きの到着地、帰りの出発地が国際線となるので先に確定して、あとはそれ以外に行く都市を繋いでゆく。
今回の目的地の候補は
1-北米西海岸(バンクーバー、シアトル、ポートランド) 2-シカゴ 3-ニューヨーク
なので、時間的には 1→2→3 もしくは3→2→1 だが、航空券価格によっては、1→3→2 もしくは 2→3→1 もあった。
最終的には、東京→1→2→3 →東京となったが、これには大きな要因があった。
JALマイレージで予想外のラッキー
JALのマイレージが25,000マイル以上あり、北米便の片道が利用できたが、都市と日程によって追加金額が大きく異なる。
調べるとニューヨークからの帰りの便が偶然にも追加料金なしの燃料サーチャージ代金46,000円だけで取れたのだ。他の直行便のある候補地のシアトル、バンクーバー、シカゴは同じ日程では全てサーチャージ料金以外に追加料金が掛かった。
また、往きの予定日あたりを調べると、何とニューヨークはサーチャージ以外に10万円以上の追加料金がかかる。よく調べると穴のような安い日があるものだと知った。
現地での都市間の移動
バンクーバーからシアトル、シアトルからポートランドは鉄道で移動。
乗ってみたかったアムトラックのカスケードラインで行くとこにして事前にチケットを予約する。
ポートランドからシカゴは5時間程度のフライトなので、宿泊費を浮かすために夜行便を探すとうまく適当な便が手頃な価格で予約出来た。
シカゴからニューヨークは便数が多いので、適当な時間で安いチケットを予約する。
その結果、以下のプランで決定した。
東京 → バンクーバー(3泊) → シアトル(1泊) → ポートランド (2泊)→(機内1泊) シカゴ(2泊) → ニューヨーク(4泊) → 東京 で現地13泊15日
宿の手配
どの宿に泊まるかもある程度の楽しみではある。しかしアメリカでの宿泊、特にニューヨークなどの人気観光地のホテルは価格が非常に高い。
ある程度の快適性は最低限確保して、価格重視で、ホテル、ゲストハウス、ユースホステル、エアビーの民泊の全てを選択肢にいれて調べてみる。
しかし1〜2ヶ月ほど前に調べだすと、アメリカの旅行ブームもあり人気のある宿泊所(エアビー民泊、ホテルなども)は予約が埋まっている所もあった。
エアビーを色々調べると、アメリカ特にニューヨークなどは同じ施設でも価格はほとんどホテルと変わらない事がわかる。カナダのバンクーバーは比較的エアビー民泊とホテルの価格差があったので3泊違う場所で、すべてエアビー民泊にした。
エアビーの民泊以外の宿泊施設は、すべて旅行検索サイトに掲載されている。検索サイトはエクスペディアの価格が他の検索サイトより安い事が多い。
調べている中でどんどん予約を進めて行く。人気のありそうな宿泊所でも良心的な所は1〜2週間程度前まではキャンセル料が無料のところもあり、早い段階での予約だったのでまので、まずは予約しておく。
注意するのはホテルの価格がドル円レートの推移とは別に、日が経つにつれどんどん上がっていく事だ。アメリカの旅行需要の強さを知る。
そして若干の調整をしながらも、2週間前でキャンセルに料金がかかりだす前に全ての宿泊所を確定する。
これで航空券と宿の手配は整った。