食とカフェはどうするか?
アメリカ・カナダ旅行記 4

還暦後に退職をして行った昨年2022年7月15日〜7月29日のアメリカ・カナダ でのオヤジの一人旅行記です。

目次

北米での食事は・・ そして一人旅だと

旅の大きな楽しみの一つは食べる事。ご当地のおいしい食事は当然楽しみだが、北米となると特にアジアと比較してこう考えてしまう。

1. 料金がとても高い。(チップは通常20%) これが大きな問題

2. アメリカのご当地料理っていわれるハンバーガー、ステーキ、ホットドッグ、ピザなどは、アメリカに行ってとても食べたいと思うほどではない

3. アメリカで有名な店は日本にもあることが多く、全体的に価格も日本が安い

ある程度食費を抑えたいが、1日1食くらいはまともなレストランで食事はしたい。

北米に限らず、一人旅の食事のもう一つのハードルは一人の食事は居心地が悪かったりする点だ。
ファーストフード、カフェ、フードコートなどはその点利用しやすい。またカジュアルな店も時間をずらせば比較的入りやすい。

今回のスタイルとして

贅沢はできないが1日1食くらいは楽しめる食事をする。それ以外は割り切ってコスパやある程度の栄養を優先した食事にする。     

コーヒーは好きなので、朝と昼過ぎと夜には飲みたいが、ちょっとしたカフェに入るのは1日1回程度の楽しみとする。それ以外は手頃なチェーンやコンビニでのテイクアウトにする。

酒は普段からあまり飲まないので、気分でたまに飲む程度にする。

1日のイメージとしては

朝はファーストフードチェーンでバーガーもしくはサンドとコーヒーで少しゆっくり過ごして、昼はテークアウトのサンド。

3時〜4時くらいにカフェでくつろぎ、場合によっては軽食も食べて小腹を満たす。

夕方6時位で混む前にプチ贅沢の夕食。まだ足りない場合は栄養も補いながら、適当にスナックかサンドをテイクアウトしてホテルで食べる。

どんなジャンルの店を選ぶか

ファーストフードチェーン(マクドナルドなど)

安価、手軽さで多く利用することになるが、特に朝のセットや間食で小腹を満たすシーンが多い。時々昼や夜のメインとして利用する事もある。

メリット
一人でも利用しやすい、注文しやすい、早い
価格も安い、セット割引がある
至る所にある
店によってはあまりゆっくりできないが、一人だと他の形態の飲食店よりも気を使わないで良い。

デメリット
ピザやタコスなどもあるが、バーガーなど中心でメニューが限られている
栄養面で偏りが出そう
日本でも利用できるチェーンは、アメリカで好んで利用したいと思わない

サブウェイ 
旅行中は不足しがちな野菜の摂取を意識しよく利用する。サブウェイのドリンクとのセットを買い。ロングフットを注文して半分だけ食べて、コーヒーを飲み、残りの半分は別の時間に食べる。

シェイクシャック 
日本で少し高いイメージだが日米の価格差が少ないので多少お買い得感がある。

マックやバーガーキングなどは安く気軽に入れるが、積極的には行かない。ウェンディーズのチリは個人的には好きで近くにあれば利用する。

カフェ(スタバなどのセルフ)

やはり食事の間や疲れた時などコーヒーを飲みながらゆっくりしたい時に使う。小腹が空いた時は一緒に軽食もとる。

メリット
一人でも利用しやすい、注文しやすい
店によるが価格は比較的手頃
飲み物だけでも良いし、軽食も手軽にとれる。
全般的にはゆっくりできる。(場所によっては相当混んでいる場合も)

デメリット
食事メニューはサンド、マフィンなど軽食に限られる
価格はファーストフードチェーンと比較するとやや高い

スターバックス 
日米の価格差が比較的少なく、現地の人には食事でも比較的利用しやすいチェーンのようだ。コーヒーと食事の両方の目的で良く利用した。

ティムホートンズ
カナダがメインのチェーン店で今回初めて利用した。味、品揃え、価格、快適性の全てが平均以上。ドーナッツが売りだが、ドリンクやサンドも充実している。スタバ7割、マック3割でドーナッツが充実といったイメージ。

個店のカフェはやはり、味、オリジナルメニュー、雰囲気などで特徴を出していて、ニューヨークなどの激戦地での人気店は理由がある。

セルフサービスのレストラン(飲食店)

フードコートの店や街中でもカウンターで注文してピックアップして、テーブルまで自分で運んで食べる形式の店の事を指す。ビュッフェもここに入る。

フードコートが近くにある場合は利用したいオプションだ。いろいろな料理店のメニューを見るのも楽しいし、好きなものをピックアップできる。
独自の支払い方法(プリペイドなど)しか利用できない所もあるので、買う前には確認が必要。

メリット
一人でも利用しやすい、注文しやすい
店によるが価格は比較的手頃(但し以前はチップ不要と言われていたが最近は必要という事を聞く。)
店の種類が豊富でチョイスが多い。

デメリット
相対的に店の数が少ない。
料理のチョイスが難しい場合がある。(よくわからない料理は楽しみでもあるが)
フードコートでは独自の購買システムの所もある。
人気のフードコートのピーク時などでは人の行き来が激しくゆっくりできない。

フルサービスのレストラン(飲食店)

料理のジャンル、立地を問わず個店のフルサービスの店

メリット
いろいろな種類の料理が楽しめる。
雰囲気も個性的な店が多い。
落ち着いて食事ができる。予約ができる店もある。
ここならでは、ここだけ、という店もある。

デメリット
価格の高い店が多い。チップも通常20%かかる。
一人では入りにくい店もある。
店員とのコミュニケーションが難しく面倒な場合がある。
雰囲気が落ち着かない店もある。

アメリカではエスニック料理や中華料理も多く、私も好きなので価格も手頃で多く利用した。 
ラーメン店などもフルサービスで、日本と比べると驚きの価格だ。

しかし食は旅の楽しみなので1日1食くらいは楽しめる食事をしたい。

この1日1食程度の楽しめる食事もプチ贅沢で、あえて日本で例えると2,000〜3,000円だが、アメリカでは4,000〜5,000円程度を覚悟しないといけない。
時間はピークをずらして、午後2〜6時の間で利用することが多い。

マーケット、キッチンカー、デリ、コンビニなどでのテイクアウト

これらに限らずテイクアウトで公園や立ち食いでお腹を満たす事もある。マーケットなどに行くと少しづつ食べ歩きするのも楽しいし、天気の良い日には外で食べるのも気持ちが良い。

多くの店の中で、どの店に行くか?

ファーストフードなどは適当に選ぶが、プチ贅沢する店は失敗したくないので、ガイドブックに頼ることが多い。

頼りにするのは主に『Lonely Planet』で、『るるぶ』を参考にする事も。

Lonely Planet は世界で一番売れているガイドブックで、英語版を利用している。(以前は日本語版があったが、今は無い。)

この本が自分のテイストとあっているのか、試してみた店で失敗が少ない。来て良かったという店が多い。

おおよその価格もわかるので、行きたい店は予定に組み入れておく。一応Googleで営業時間は確認する。(それでもクローズしている事もあったが)

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この記事を書いた人

還暦過ぎの爺で妻、息子、猫と一緒に東京に住む。

旅行、街歩き、食べる事(グルメとはいえない)、カフェでまったり過ごす事が好き。お金と時間がなく旅行に行けない時もガイドブックで旅の気分を味わい、総合旅行取扱管理者の資格も取得。

今まで国内45都道府県と海外28の国•地域を旅行。
東南アジアとアメリカへが多く、バンコク、ロサンゼルス、サンフランシスコ、ニューヨークはそれぞれ6-10回程度訪問。

海外旅行のスタイルは一人旅が多い。
手頃な個室がある宿に泊まり、電車・バスなどを使って観光、街歩き、適度な食事を楽しむ。

61歳でリタイアして時間はある中で、限られたお金に加え円安は痛手だが旅への気力と体力があるうちに、無理してでも多くの旅を経験したい。

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